こんにちは、往診専門どうぶつ病院ローズローズアニマルクリニック、院長のふじいです。
ゴールデンウィーク始まりましたね、当院はこのご時世もあり普段通り診察を行なっております。お困りの際はご連絡ください。
さて、春は動物病院が一番忙しい季節です。みなさんご存じのように、どこの病院も待合室には飼い主さんやペットちゃんがあふれてしまうくらいにいらっしゃいます。
なぜかというと特にワンちゃんは
- 狂犬病
- フィラリア
- 健康診断
が重なるから。
それに加え、新生活で新しくペットちゃんを迎えられた方もいらっしゃるというのもあります。
勤務医時代、この時期は本当に「お待たせしてすみません〜」って心から思っていました…。
よくきかれるのですが、そんなワンちゃんにとって大切なこの3つ、当院でも行なうことができます。
そもそも、予防って必要なの?という方も一定数いらっしゃいます。
大まかに言って予防医療とは「病気になってしまってから治療する、のではなく病気になりにくい心身をつくる」ことを目的にしています。
予防医療はこの3つ
- 目的と効果がはっきりしているもの → 予防接種、フィラリアを含む寄生虫駆除
- 目的ははっきりしているが、効果に差があるもの → 糖尿病や高血圧症の動物の合併症(心不全など)の治療、健康診断
- 目的、効果ともに、漠然としているもの → シニアペットの内臓疾患や認知症を予防するためのごはん、サプリメントなど(免疫力を高める~的な)
③をやりたがる方に限って、「自然がいいから」と①や②に難色を示されることがある傾向があります。提供する側としては、③でいろいろ迷子になるより、①や②でまずは今できることをして現状把握をしてからのほうが、当然③の効果も得られやすいと考えます。
ちなみに狂犬病は任意ではなく飼い主さんの義務です、ご自身のわんちゃんが社会で楽しく快適に生きられるようどうぞ努めてくださいね。
病院犬のココアもがんばりました!
狂犬病の注射~
健康診断の採血~
ひどい目にあった・・・
いやあ、お疲れ様です。
気になる結果ですが、残念ながらいくつか気になるところがあったので、1ヶ月後にエコーを行います。
がんばれココア、がんばれみんな!