こんばんは、往診専門どうぶつ病院ローズローズアニマルクリニックの藤井です。
大統領選がほぼ終わっているアメリカ、7候補者が二人とも70代って、よっぽど人がいないのか?…と余計なことを考えたりしますが、そんなアメリカは日本よりペットの安楽死が多いことは、残念ながらよく知られています。
ある報告によると、アメリカの犬の安楽死の原因の主なものの1つは「動けなくなる」こと。大型〜超大型犬が何らかの原因で動けなくなることは、本人にもご家族にも大きな負担になってしまうようです。
そんな状況に心を痛めた獣医師が開発した新製品がこちら。
(公式ホームページより)
トーグリップス、です。
爪にはめてグリップを効かせます。
つまりがこんな感じ。
みんなにいいわけではなくもちろん症例を選びますが、今のところなかなかいいかんじに使ってくれています。
飼い主さん
嫌がらない?
ふじい
つけてみないとわかりませんが、今までつけたこはみんな素直に受け入れてくれています。
飼い主さん
かじったりたべたりしないかな
ふじい
今のところそういうここは見られませんが、公式ホームページには以下の記載があります。
誤飲について
外れてしまうと犬が誤飲する可能性があります。トーグリップスは、無毒性としてFDA(アメリカ食品医薬品局)の承認を得ており、飲み込んでもそのまま排出されます。米国で数千の病院で処方される中で、閉塞等の事故の報告はありません。
じゃあいっか、とはもちろんなりませんが、1つの目安にしてください。
ご興味のある方は試着も可能です、お気軽にお声かけください。
ポンタちゃん、以前は高速でくるくる回っていましたが、だいぶお弱りに…グリップがなかなかいいかんじなので、今度前脚にもつける予定です。
便利アイテムですね。