往診日記

コロナの影響はこんなところにでることも

こんばんは、往診専門どうぶつ病院ローズローズアニマルクリニックの、獣医師ふじいです。

 

本日の体温

35.5℃ → 36.0℃ → 36.1℃(往診前、昼、往診後)

なんだかやたらと低めな一日でした。そんなに寒くもなかったですけどねえ。

 

コロナな世の中です。

ペットにうつるとかなんだかんだ言われつつも、もちろん今重要な人における感染コントロールに全力をつくすことに間違いはありません。

 

そんな余波が獣医療にもひたひたと迫っています。

ざっくりいうと、薬の在庫切れがでてきそうです。

 

たとえば輸入薬は

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な拡大に伴い、製品の供給元から当面の間、獣医療マーケットへの一部製品の供給を停止するという発表がございました。

とのお知らせが送られてきました。

また

*配送の遅延につきまして

オーストラリア政府による制限と航空便の限定に伴い、オーストラリア郵便局から郵便物の配送遅延の発表がございました。

日本向けの郵便物は通常より2~4週間ほどの遅延が予想されます。

そもそも輸入自体が難しくなってきました。

ふじい
ふじい
すぐになくなることはなくても、いつ正常に戻るかは誰にもわからないのですよ
飼い主さん
飼い主さん
じゃあ国内のものなら大丈夫なのね!
ふじい
ふじい
うーん、そうでもなくて、ちらほら欠品のお知らせが伝えられているものもあるんです
飼い主さん
飼い主さん
あらあ・・・

 

そんな暗いニュースばかりかというとこんなお知らせもあります。

アニコム損害保険株式会社(代表取締役:野田 真吾)では、新型コロナウイルス感染症の流行状況を鑑み、以下のとおりペット保険の適用対象を拡大する特例措置を実施することといたしましたのでお知らせいたします。

概要
当社ペット保険では、現在、ペットを伴わない通院は補償の対象外としておりますが、今般の新型コロナウイルス感染症の流行状況を鑑み、当面の間、薬の受取のみの場合等の「ペットを伴わない通院」も補償の対象とすることといたします。

 

待合室でついついおしゃべりして万が一感染リスクをあげてしまうことのないよう、さっと行って、ささっとお会計して、お家に帰ることが推奨されているようですね。

 

実際、唯一の薬!というものはそうそうなく、いつものものがなくても代替品や近いものが処方することが可能なことがほとんどです。多少価格があがってしまったり、いつもと違うことにご不便をおかけすることはあるかもしれませんが、どうぞご了承ください。

 

ふじい
ふじい
人の医療がひっ迫している昨今です、できる限りの感染予防をすることが一市民のできる小さいけれど最大の協力でしょう!

 

というわけで、家族で久々カードゲーム。

ブラタンチワワの後ろ姿

さりげなく割り込むココア。

 

こちらを見つめるブラタンチワワ

「ん?」

とってお利口に、ゲームの行方を見守っているのでした。

 

しかしババ抜きはともかく、ジジ抜きって難しいですね…。

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