往診日記

おいしいだけじゃない?!アイスの使い方

こんばんは、往診専門どうぶつ病院ローズローズアニマルクリニックの藤井です。

 

いきなり夏になりましたね、暑くて暑くて駅のホームでペットボトルを一気飲みしてしまいました。

冷たくておいしいものといえば

アイス!パフェ!!ではないですか?

こちらは先日、ペット食育指導士協会の指導士さんとごはんしたときのデザートです。マンゴーと、パッションフルーツとさっぱりアイスと・・・フルーツ大好きな藤井としては至福の一品でした。

 

そのアイスですが、実は犬も猫も大好きです。冷たくて、甘くて、脂肪分もある・・・嫌いなわけありませんね。

実際かなり状態の悪化したような、水だけなら何とかとるけど・・・みたいなこでも、バニラアイスや小倉アイスを喜んだ!という飼い主さんからのお話をきくこともあります。もちろん、そういったおいしい栄養源としても優秀なアイスですが、藤井のおすすめとしては投薬に使うというのもあります。

アイスは塩分はふつうのおやつに比べれば控えめ、低カロリーなので、たいていの病気に対応します。

冷蔵庫から出したてのカッチカチより、すこし柔らかくなっているほうが混ぜやすくなります。おすすめとしては、小さじ半分ほどのアイスを柔らかくしてく薬とよーく混ぜ、それをまだ同量の固いアイスでサンドイッチするようにすると、小さじ山もりアイスのできあがり、おいしく召し上がってください。

粉薬は種類によっては混ぜないほうが飲みやすい(混ぜるとかえって苦くなってしまう)ものもありますが、動物で使われることはあまりありません(ケフラールやタミフルの細粒)。チョコレートアイスが一番味がごまかせるのですが、さすがに犬猫にはすすめられないので、バニラや小倉アイスでお試しください。

 

先日往診したトトちゃん。診察終わってから、お薬のことやら次回のことやら飼い主さんとお話していたら、待ちきれなくなってしまったのか上からのぞいてくれていました。

お大事にね、またくるよ~。

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