こんにちは、往診専門どうぶつ病院ローズローズアニマルクリニック、院長の藤井です。
おやつに、往診先でいただいたカステラを食べました。
口の痛みで、薬やごはんはもちろん、お水を飲むことも難しかったこが、治療に少し反応してくれて、今ではこのカステラはよく食べてくれるようになりました(ということで、なんと私にも食べてください☆とご用意してくださっていたのでした)。
しっとりやわらかくて、甘すぎず食べやすいカステラでした。
蜂蜜入りとチーズ入り、原材料の一番先頭は卵。やさしくて、口の中でもあまり固まらないふわっと感。
さまざまな理由で食べなくなってきたりすると、ごはんの選択は迷うものです。本当に末期になったら、もう先が短いので好きなものだけを好きなだけ食べさせてあげたいと考えるのは、当然のことでしょう。
でもその「末期」がいつかは、実はなかなか判断に迷うところです。治療のひとつとして、食事療法をあきらめず続けるべきなのか、積極的治療は中止し穏やかな最期を迎えるサポートをするべきなのか。
答えはひとつではありません、獣医師と相談して、そしてご家族で話し合ってどうぞ動物たちによりよい答えを探してあげてくださいね(必要であればもちろん当院もお手伝い可能です)。