こんにちは、往診専門どうぶつ病院ローズローズアニマルクリニックの獣医師藤井です。
3月になり、動物病院は一年で一番忙しい時期を迎えます。そう、予防シーズンの始まりです。
予防といえば
- フィラリア
- ノミダニ
- お腹にいる虫
- ワクチン接種
- 健康診断
がぱっと出てくるところでしょうか。
予防、なわけですのでかからないようあらかじめ手を打っておくことが大切です。
フィラリア含め虫系は駆虫薬、ワクチンは必要な分を接種(最近は抗体価測定も簡単になったので、種類によっては必ずしも毎年打つ必要はありません)を行うことができます。
飼い主さん
では健康診断は?
ふじい
「病気の早期発見」ももちろんですが「そのこの普通を知る」のも大切なんです。
見た目がみんな元気でも、そのこそのこによって体質というものがあります。健康診断はその傾向を知ることができるので
- 腎臓の機能が弱いかもしれない
- 肝臓の代謝が悪いかもしれない
- 低血糖ぎみかもしれない
- 血がうすめかもしれない
とあらかじめ知っておくと、いざ病気になったとき「普段からそうだったのか病気でそうなったのか」を判断する役に立つのです。
ふじい
つまり治療の優先順位がつけやすくなるんですね。
目安としては半年に1度は元気なこでも受けておくことをおすすめしています。理由としては、だいたい犬猫はひとの4倍以上のスピードで年を重ねていくから、というのがあります。
人の健康診断が2年にいっぺんであれば、犬猫は半年にいっぺん受けておくのが理想ですね。
チワワが一匹…と思ったら二匹。
like hide and seek!
かくれんぼしてますね、見つからないように。隠れてるつもりみたいで可愛すぎますが、もちろんあっさりみつかりました 。診察ですよ〜、がんばりましょう!